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a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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貢献ってなんだ?

移動後はホテルで仕事。
移動中に雨は上がっていたが、気がつくと徐々に雲は晴れ、うっすらと夕焼けが見えた。
貢献ってなんだ?_e0019200_2392136.jpg
最近感じるのだが、仕事で求められる貢献の質が変わってきた。並行して進めるタスクの数も違ってこれば、そのタスクの重み(自分の責任範囲)も変わってきている。

大変に感じるときもあるが、楽しい。
一方で自分の力の至らなさを感じることもある。悔しいというよりはやるしかないし伸ばせばいい、自分らしいやり方を見つけられればいいという気持ちの方が強い。

”(成果を上げるために)求められている貢献に焦点をあわせろ”とはドラッガーの言葉だが、焦点をあわせること自体よりも、何が求められている貢献なのか、特にその変化を感じとることが難しいのではないだろうか。プロモーションや異動・転職等、次のポジションであり職務でありを明確に意識できる(しようと思える)イベントがあればそれをきっかけに感じとれると思うが、日常の中で徐々に変わり行く周りからの貢献というのはともすれば気づかずにそのままの自分でいてしまうように思う。

また、ここで大切になるのは主体的に自分の貢献を明示することだと思う。それができているからこそ変化に気づける(ある種仮説検証)。勿論そこには自分として関わる組織や集団に出したい貢献(自分の意義)というものがあるだろうし、そこに周りの期待とGAPがあるのなら、焦点をあわせるために関わる組織や集団を変える/遷る/つくるという選択肢も考えられるだろう。


自分の貢献、明確にできているだろうか?
それは周りからの期待と合致しているだろうか?
ここにGAPがあったとして、その原因を”周りがわかっていないから”と他責にして自分の変えられる部分/変えるべき部分をほったらかしていないだろうか?
これらを意識せずとも日々円滑に送ることができているとしたら、その居心地のよさは、本当にしたい自分の貢献へ向かう一歩を妨げてはいないだろうか?


ふと思った。
by sagad | 2008-06-06 03:06 | Business