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a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング_e0019200_715491.jpgレバレッジ・リーディング
僕は本を読むのが好きだし、仕事上でもさまざまな本やレポートに目を通すので一度自分のやり方を確認するためにも読んでおきたいなと手にした一冊。
簡単に言うと、
・読むことが目的ではない。その本に求めることを明確にして答えを探すために読む(能動的に読む)
・一冊の本に全てが書いてあるわけではない。一冊を深く理解する<複数の本をざっと読む(本をまたいで存在する原理原則を掴む)
・読んだら即実践(目的に従う/アウトプットが大事)

で、そのためのtipsで特に印象的だったのは2つ”読書に制限時間を設ける”ということ、”大事だと思った内容メモとして持ち歩く”こと。

仕事であれば期限があるのは当たり前。そのための調査・分析のインプットとしての読書であれば期限があるのは当たり前。しかし、目の前の仕事に直結していなかったり、自分の趣味の領域とまたがっている読書となると期限を切らずについゆっくりと読んでしまう(もちろん読書の時間・その世界に浸ることが目的にある本であればそれが正しいと思う。小説やエッセイにまで制限時間を設けてシステマチックな行為として読書をすることは違う)。

読書の目的を明確にした上で制限時間を設けると、その制限時間がストレッチであればあるほど直感で自分の目的に照らして必要だと感じる情報が目に飛び込んでくる。いわゆるカラーバス効果だ。

そして読む過程で大事だと思われるところにはメモを書く・線を引く・ページを折る/ポストイットをはる等後から振り返りやすくしておくだけでなく、自分の言葉でざっとメモに残す。個人的にはExcelでカテゴリ・タグをつけてためていくのが良いと考えている。
本の抜粋である必要はない。自分の言葉・解釈で書きためていく。その行為自体が本の理解の確認・復習になるし、それを行動に移す普段に手軽に見返せるようにしておくことで行動と読書の結びつきを強められる。一覧することで本をまたいだ気づきを得やすくなる。

Blogにいくつか読んだ本についてEntryしているが、その内容もこのやり方にのっとって、少しずつでも振り返りやすい・行動に結びつきやすい書き方にかえていこうかなと思う(^^)
by sagad | 2007-12-12 07:36 | Book