人気ブログランキング | 話題のタグを見る

a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Consultant魂

6/8(木)、この日はProposalのPartner Reviewだった。
もともとConsultantとしてのProfessionへのこだわりの強い、厳しいPartnerのReviewを受けることは承知の上。ただAssingされているProject Workと並行しての準備、Managerは他のProjectに拘束されて実質自分ひとりでの準備(Work PM)。ということで若干詰め切れていない状態で臨んだ(ただの甘えであり、Professionalとしての意識不足です。)

で、1時間のReviewのなかでPartnerが追求し続けたのは以下の2つ。
このProposalのClientへのValueは何だ?このProjectをやる主語が自分たちであるValueはなんだ?
このProjectの体制の各Boxに必要なSkillはなんだ?各BoxにはいってProjectを終えたとき、例えばお前はどうなってる?何がどれだけ成長してるんだ?

実際には相当きつい口調でいわれたのだけど、なんといおうか。自分の中で全て納得できる内容であったし、本当に嬉しかった。正直に言うと、”あ、捨てたもんじゃないな”という感覚(^^;)。
まとめると彼が一貫してMessageしているものはきわめてSimpleな2つ。

  • ClientへのValueの最大化

  • 自身達のProfessionalとしての成長カーブの最大化

ああ、この人は自分が志している”本物の”Consultantなのだな、と感じた。

周りには、彼の厳しさを一歩引いた目で見ていて、”まああの人にそういわれるのは仕方ないよねー”、”あんまり気にすることないよ”だったり言う(言ってくれる)人もいるのだけど、そんなことはない。

彼こそがConsultantとしてのProfessionalismというものを高いレベルで持っている、(少なくとも自分の中では)真のConsultantであり、全く持って彼が厳しいわけではない。ただ当たり前のものを当たり前に求めているだけなのだ。

このPartner Reviewは、Proposalとしては勿論、自分として、受けることができて本当に良かったと思う。また彼の期待に応えきれなかった自分を情けなく思う。


ゆでがえるにはなりたくない。組織の規模が大きくなり、組織の管理レベルが上がるにつれて、管理する側/される側ができはじめる。本来個々人がProfessionalであるべきConsultantが徐々にそうでなくなってきてる。そんな気がしてならない今の状況にあっても、こうした刺激を忘れず、自身は自身の志すConsultantになるべく、熱湯の中に身をおきたいと思う。

Consultantとしての魂を教わることができた気がする。
by sagad | 2006-06-08 23:32 | Business