a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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先日、お世話になっている2年生の方がバルセロナを後にする前にとっておきのイタリアンをお教えくださるという言葉に甘えて連れて行っていただいた。

そこで初めて食べたのがブラッターチーズ。モッツァレラの味を濃くして柔らかくしたようなチーズでとても美味く感動した。偶然その後また違うイタリアンへクラスメイトといく機会がありその際にも食べたのだが、風味は少々違えどそれも美味しかった。おそらくブラッターチーズ自体が美味しいのだと思う次第。

これまでチーズとトマトにオリーブオイルとバジル等をかけたものを総じてカプレーゼと呼ぶのだと思っていたのだがどうやらそれはモッツァレラチーズに限られるよう。ブラッターチーズとトマトのサラダはカプレーゼより美味しく感じる。違いはチーズの種類なのでやはりブラッターチーズが一層美味しいという事だと思う。

トマトもこの時期になると甘みを増してくると聞いていたが、食べてみると本当に甘く驚いた。

これまでバルセロナで納得の行くイタリアンのレストランを1つしか知らなかった。この一週間で3つに増えた。嬉しい。


#日本へ帰国される2日前という多忙な時期にお時間を頂いたことに深く感謝をする。その方の誕生日が近かったことに気づかず対面でお祝いする機会を逃してしまったことが悔やまれるがまたお会いした時にできればと思う。
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by sagad | 2013-06-01 03:36 | MBA
少々前の話になるが、水曜日にChampion's Leagueの準決勝を観てきた。FC Barcelona vs FC Bayern Munich。前回観戦したのが昨年夏のSuper Copaで、FC Barcelona vs Real Madrid C.F.だった。

結果はさておき、素人でも凄さを感じられる試合であったと思う。また見に行きたい。
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by sagad | 2013-05-05 05:38 | MBA

2年生の送別会

金曜日は日本人の2年生の方々の送別会だった。卒業までまだいくらか時間はあるものの、これから集まれる時間は確保しづらくなることは目に見えているのでこのタイミングで。

何事にも先達はあらまほしきことなり。ということで、昨年の春に留学を決めてからというもの、2年生の方々にはお世話になり続けていた。

・どうやってVISAをとるのか
・生活のセットアップのイロハ(口座開設、携帯契約、不動産探し、NIE取得、その他生活情報)
・クラスにどのように臨むか
等々

実際に経験されている方からのアドバイスは嬉しい。それは通り一遍の話ではなくて、どんなところに落とし穴があるか、うまく行かなかった時にどうすればよいか、と言ったPracticalな話を、実際の経験談をまじえて教えていただけるからだ。

直接の接点はそれほど多くなかったとしてもたくさんお世話になっているのだ。

送別会はとても盛り上がった。学年問わず。

・1次会はこじんまりとした美味しいタパスのお店を半貸切で
・2次会はカラオケへ
・3次会?は僕のうちで

3次会あたりから一部記憶があやしい。起きたら着替えずにベッドの上で寝ていた。Wiiで盛り上がったり、皆でラーメンをつくっていた気がする。そして部屋が散らかっていることが露呈したことは明確に覚えている。普段からキレイにできたらいいのだが、それは自分には期待できないことだろうと思っている。

何はともあれ、盛り上がった会でよかった。こうして学年を超えてタテのつながりを紡いでいくことも大切なことだと思う。そうしていきたい。
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by sagad | 2013-04-22 05:23 | MBA

最後の夜

土曜日は隣のビジネススクールであるESADEの方々とお世話になっているIESEの2nd yearの方々の食事に誘っていただいた。いくつかのイベント等で既につながっているのだけど会ってみて半年ぶりだったり今年初めてだったりすることに気づくのは2nd termがそれだけタフだったということなのだろうかとふと思ったりする。

2nd yearの方々は卒業が近づいている。ESADEは15-18ヶ月のプログラムなので、参加されていた2nd yearの方は既に卒業されていて、日曜の朝のフライトでバルセロナを後にするという。バルセロナでの、MBA生活最後の夜ということだ。IESEの2nd yearの方々は卒業を先に控えて最後の学生生活に臨んでいる。

社費で来られていて会社に戻る方、私費で来られていて新たな環境に身を投じる方、様々だ。

印象的だったのは、新たな環境に身を投じる方からしたら、卒業して元いる組織に戻るわけではないので、卒業の感慨にふける気持ちもあるが、それよりもこれから先に思いを馳せる気持ちの方が大きいと言われていたこと。なるほどと思った。きっとこれから卒業が迫るにつれて湧いてくる実感もあれば、卒業したあとに気づくこともあるのだと思うが。

僕は勿論実感は湧いていない。しかし僕にも確実に訪れる夜だ。

バルセロナ最後の夜。どういう気持ちで僕は迎えるだろうか。
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by sagad | 2013-04-15 06:18 | MBA
早いもので既に新年を迎え1週間が経つ。年末にレストランで食べた生牡蠣にあたり、初日の出を見た後にまるまる一日寝込むというスタートをきった2013ではあったものの、それでも幸せな年末年始を過ごすことができたことには変わりなく、そろそろ2nd termのスタートに向けてギアをあげていきたいところ。

このタイミングで2012を振り返りたい。思えば大きい変化を迎えた年だった。

2012の今頃は受験の真っ最中で、日々エッセイと格闘しながら、スコアを上げる努力も続けていた。仕事と並行して。これは受験とは関係がないが難しいプロジェクトだった。これまで自身が手がけてきたプロジェクトとは違う意味で。今思えば学ぶことの多い経験であったと思う。

IESEからのオファーを受ける選択をした後、最後のプロジェクトで1.5ヶ月単身中国へ渡った。非常に自由度の高いエキサイティングなプロジェクトだった。当時何も考えていなかったが、VISAを取得し、バルセロナでの生活をセットアップし、東京の生活を閉じるスケジュールを考えると、そのタイミングでその期間海外に滞在するのはタフだった。並行して残っていた親知らず2本も抜いた。どうなることかと思っていたがなんとかなるものだ。こうして無事バルセロナで生活ができている。

8月19日、誕生日を迎えてからの出国だった。地元の空港からで、家族、友達が見送りに駆けつけてくれた。友達まで来てくれるとは考えていなかったのでとても嬉しかった。中学からの親友も家族で駆けつけてくれた。

バルセロナについて生活をセットアップしている時間は、最もゆっくりした時間を過ごせていたのではないかと思う。その後スペイン語集中クラスが始まり、0からのスタートで日々スペイン語と格闘していた。その後本クラスがスタートし日々ケースと格闘していたらあっという間に12月の半ばになり、試験を終え、冬休みに入り、年末年始を迎え、今に至っている。

1st termの振り返りというかは、過去のエントリー”IESEでの一学期を終えて ー二学期以降をより良くするための5つのポイント”としてまとめている。また、年末に得たフィードバックに関しても他のエントリー”自分のチャレンジをする義務”としてまとめている。

ここでは割愛するが、自身の目標に、これらも踏まえて2013の自身を展望している。

抽象論になるが、MBAの20%を終えて、2013に臨むに際し2つのことを感じている。
1つは、もっと主体的にー自分に必要な経験を得る機会をつくるところからして主体的にー動かないと結局カリキュラムを受け身でこなすだけで終わってしまうということ
1つは、自分は自分が考える程強くない。目標をこれまで以上に細分化して生活に埋め込む必要があるということ
至極当たり前にみえるが、これらを感じている。自分のやりたいことがあって、その手段としてMBAを選択しているわけでそれが万能なわけはない。クラスへの臨み方、チームでのディスカッションの運び方、標準的に与えられた枠組みの中でも自分が得たいものを得るための工夫の余地は多分にあるが、それだけでは足りない。もっと主体的にカリキュラムの外に必要な機会を見出し、もしくはつくり出しチャレンジをしていきたい。

そう考える一方で自分の弱さも感じている。上記のように望んでいても、幾つものプレッシャーを背負って日々過ごしていると、自覚なく妥協している、小さくまとまっている自分にふと気がつく時がある。自覚して、自ら選択してそうしているのならいい、無自覚にそうなっているというのが怖いなと思うと同時に、意志の力だけに頼れる環境ではないのだなと思う次第。(この感覚と、自分のやりたいこと、チャレンジ=苦労と短絡的に考えることは異なる。楽して達成できるものは徹底して楽をすればいい)

仕事をしているときはクライアントがいて、限られたリソースの中で最大限の価値を出すという明確な方向性があって動いていたので合理的な選択こそあれ妥協は一切なかった。今はそのクライアントがいない、ないしは自分だ。自分のやりたいことが明確ならば小さくまとまるなんてことはない、と思っていたが、そうではないと気づいた。

となると仕組みに頼る必要があるのだと思う。

それでもなお自分の思い通りに行かないのが人生だと思う。そんな時の粘りが大切なチャレンジなのだろうと思う。

新年早々まとまりのないエントリーになった。
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by sagad | 2013-01-08 04:51 | Life
息抜きに写真の整理をする。

Picasaで写真データを管理している。顔を自動で識別してくれる。時折その判断を修正する・suggestionを判断する。手元のpicasaには200を超える人の、30,000を超える表情がある。

その表情を眺めていると個々人の表情のつくり方、感情の伝え方(どのような感情を伝えているかは受け手の主観的な判断になる)を一部でも理解できるようで面白い。言葉も場の雰囲気も一切排除して、表情だけを追いかけることができる。

またその顔・表情の変化も面白い。古くからの仲間の写真は高校・大学時代から今に至るまでのものが時系列で並んでいる。彼/彼女の人生が表情に現れているように感じられる。勿論自分も然りだ。

相手から情報を得て、解釈して、反応するのは自分。極力相手が発信している情報ではなくて相手が発信したい情報を確認するように、それに対して反応するように心がけているけどそうはいかないときはいくらでもある。

相手を理解するためにも、勿論昔を懐かしむ意味でも、時系列で人の表情に触れるというのは良いことだと思う次第。

そして、自然と良い表情が生まれるような生き方をしていきたいなと思う次第。
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by sagad | 2012-12-17 20:56 | Life
(8/19のフライトの際に書いていたので、少々前の内容になります)



あっという間に日本を離れバルセロナでの生活を始める。荷解きして、申請していたNIEを受けとって、家にネットをひいて、細々した日用品を揃えたらいよいよだ。今週はプライベートの予定を幾つかいれながらスペイン語の勉強、来週からはスペイン語の集中クラスが、9月からいよいよMBAのコアクラスが始まる。

目標も妥協なく決めた。やり方をどれだけ工夫してもできなかったら変えればいい。現実を経験する中で自分が変わればその時もまた変えればいい。理想を描く時点で妥協は不要だし、限られた想像力で描いた目標を違和感を抱きながら追いかけることもまた不要だ。ただ、なあなあにではなく、明確に本当に目標を変えるべきなのかは自分に問いかけて進みたい。


社会人になってから実家にこれだけ長く(2.5週間)いたのは初めてのことだった。家族は勿論、地元の大切な面々とも沢山の時間をつくることができた。東京で仕事をしているときにはなかった気づきも得られた。上記の通り何事にも妥協なく臨むけど、これまで仕事に時間を投入し過ぎていたかな思ったり。効率を十分に上げられていなかった。もっと自分を落ち着けて生活に臨むことが必要だったかなとも思った。東京の自分の生活や部屋の荒れ具合と実家での生活を比較すると。

クラスのほぼ全てがケーススタディで、2年で数百のケースに臨むことになる。ディスカッションは全て英語。加えてスペイン語のクラスもあるし、その他自身の望むチャレンジがある。ストレッチするに適した環境だと思う。

臨むマインドはコンサルティングでクライアントに臨む際と同様だ。

他人に自分に常に真摯に誠実にいたい。正念場は腹を据えてど真ん中にいたい。クラスメイト・チームメイトは常に理想のメンバーであると信じたい。そのチームだからこそのアウトプット・なせる成長にリーチしたい。仲間へ自分ができる貢献は何でも全てしたい。


後は、目標にもつながってくるけど、全力で遊びもしたい。沢山旅をしたい。沢山の仲間をつくりたい。スペイン語も英語のように使えるようになりたい。



ということで、バルセロナ生活、始めます!
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by sagad | 2012-08-23 22:58 | MBA

何であれひたむき

東京にいた頃の気の置けない友達との会話で妙に頷いた話があった。
留学生活について話をしていた。とりとめなくのんびりと。やりたいこと沢山あるが全てできるかなー(やるのだけど)だったり、スペイン語どこまで身に付けられるかなーだったり。その他諸々。全て自分次第と思いつつ何となく言葉にする。なので相手からも特段返事があるわけでもない。

結構タフな2年になりそうだけどどうなるかなー、と口にすると相手が言った。

”心配しなくても間違いなくタフな2年になるって。だって、対象によらず、やりたいって思ったことはいつだって何でもひたむきにやって自分でタフにしてきたじゃん。”

ああ、確かに。。と頷いた。妙に納得した。

贅沢な時間の使い方をしてきたのだな、とも思った。
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by sagad | 2012-08-14 11:31 | Life

ものは少ない方がいい

今日東京の生活を終え、バルセロナへ向かう前にしばらく帰省。6月の末まで中国にいて、7月の頭から2週間はバルセロナにいて、そこから2週間程度で東京の家を空にして生活をたたんだ。間に合うイメージがわいていなかったのだけど何とかなるものだ。

痛感したのは、ものは少ないほうがいい、ということ。

実家も離れているのでほとんどのものを処分した。その過程ででてくるでてくる。使わないけど(から)家の中に放置していたもの。衣類、食器、衣類、靴、鞄、文房具、水まわりの道具、云々。

こういうの一切、家の中に溜めずに即座に処分した方がいい。ここの捨てる/捨てないの判断基準を甘くしてしまうと、あっという間に家の中にものが溢れる。ゆっくりと気付かれないように家の中で占めるスペースを増やす。でやはり家のスペースが狭いと / 散らかっていると気持ちも同様に狭くなってしまう。持ち物が多いほどその場所を動きづらくなる、何かにつけてフットワークの軽さも損なわれるように感じるし。


と、ものを処分して部屋が広くなっていく過程で気づいた。



バルセロナではものを増やさないようにしようと思う。必要最低限のもので生活を。何かを買ったら何かを捨てる。特に衣類等身に付けるもの。

部屋は広く保てるし、掃除もしやすいし、生活の場を今後移すときも手軽だし。

飛行機に積める容量のもので生活できるのがベストかな。スーツケース2つと少々。家具等はさておき。
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by sagad | 2012-08-02 18:17 | Life
openにする。この秋からバルセロナのMBA、IESEへ通う。昨日社内でもopenにした。4月にofferもらってからこれまで、本当に沢山の方に祝っていただき、叱咤激励のメッセージをいただいてきた。どれだけ感謝をしても足りない。一方で、一旦最後となる中国でのプロジェクトやVISAを始めとするいくつかの準備に集中したこと、また自身の至らなさから報告を遅くした方、十分にお世話になった感謝を伝えきれていない方がいると自覚している。時間が空くことになっても、感謝の意を伝えさせていただきたい。



以下に、自分が留学に向けて過ごした期間、そこから得られたものを振り返りたい。


準備には2-3年を要した。その期間に得られたことは多い。なぜなら自分にとって、留学準備期間では、日頃得られない3つの経験があったからだ。1つは決められた試験(TOEFL、GMAT)による自身の学習効率の定点観測、1つはEssayを練る過程で自分の人生をつぶさに振り返り、点と点をつなぎ、自分の物語を紡ぎあげること、1つは仕事と学習をバランスすることだった。



最近でこそ海外で働く機会を増やしているが、わずか2年前までは人生での海外滞在時間は3週間だった。大学時代のバックパックの旅行も含めてだ。仕事で英語を使うことはなかった、殊会話においては。学習開始時の自分の英語力をスコアでみると、TOEIC830、初TOEFLのスコアは確か42。最終的には106(27 29 23 27)がベストスコアだった。各セクションのベストスコアを足せば113(30 29 24 30)になる。この間、試験の度に、次に向けてRLSWのどれに、どういった方法で、どれだけの時間を投入するのかを考え、実行し、次の試験のスコアをみて、を繰り返す。これまで見えていなかった自身の英語における得て・不得手がわかってくるし、そもそも学習する上での適したスタイル・時間帯といったものまで見えてくる。過去の受験でこういったことは既に理解されている人は多いかもしれない。が、自分の場合は今回見えたことが多い。GMATの話しは割愛 ;p



コンサルタントとして生きるようになってからキャリアの観点ではプロジェクト毎に自分の価値を振り返り、どこが強みなのか、弱みなのか、成長に向けてどのようなアクションが必要なのかは整理し考えているつもりでいた。しかしEssayを考えるに際してはより長い時間軸(生まれてから今まで)で、より広い視野(プライベートの、人としての、強み弱み嗜好)で自身の人生を振り返り、自分が本当に実現したいことを見出す。わかっているつもりのことも、言葉で表現しようとすると出てこない。自分で素晴らしいと思っていた経験も、文字にしてみると些細な事のように映る。本当に自分の人生はその程度のものだったのか、もっと適切に、ヴィヴィッドに、他の誰でもない世界にひとりだけの自分を表現できないのか。それをひたすらに考え続けた。

今考えると、それを通じて自分が手に入れたものは、Essayだけではなくて、心の静けさ、穏やかにして力強い覚悟であったと感じている。自分の人生を振り返り自分の物語を見出す活動は、自分のルーツを理解することに繋がる。瞬間瞬間に自分の頭をよぎる目標ではなく、自分の人生における行動に裏打ちされた自分の生きたい未来に光をあてることにつながる。
勿論これからも生きている限り変化はある、大きいチャレンジを目の前にしたら静けさだ力強い覚悟だなんて話はそっちのけになることも容易に想像がつく。それでも、この活動を経て、自分の内面は以前にもまして静かに、力強くなったと感じている。



仕事の学習をバランスすることは難しかった。精神的に。僕はコンサルタントという生き方は自分の100%をもってクライアントの成長に資することだと思っている。大袈裟かもしれない。それが体現できてるかといえばまだあまりに未熟だ。それでも志すところはこれだ。なので、留学準備の過程で、浮気をしているような感覚に囚われることが多々あった。浮気したことないのだけど。もう一度言っておこう。僕は、浮気を、したことはない、のだけど。きっと浮気というのはこういう感覚なのだろうな、という想定に過ぎないのだけど。想定に過ぎない、のだけど。

物理的に時間をクライアントに対してではなく自身の学習へ割くわけだから、その時間をクライアントに対して投じればもっと価値が出せるのではないかと考えることが多々あった。罪悪感を持っているときに自分の”あら”を見つけることは容易い。この仕事を続けるべきかどうかを考えた瞬間も少しだけあった。

クライアントとのエンゲージメントがあり、その中でのアウトプットがあり、それを出すことが目的であり、そのために自分がどれだけ参画するべきかを決め仕事をしている。1日24時間使うかどうかは自分の意志だし、もっと言えば自分のパフォーマンスが高ければ不要だろう。使う時間の長さと価値だって正比例の関係にはないだろう。と頭では考えていた。が、気持ちはそれに従わなかった。

最終的に自分がとった行動はシンプルだったと思う。四の五の言わずやるべきことは全部やる、やるべきでないことは絶対にやらない。という意思決定。そして自分の仕事は自分でつくる、という意思決定だ。何度も自分の頭の中に登場するし、ブログでもtwitterでも書いた記憶があるが、やはり正念場では腹を据えてど真ん中に突っ込むのがいいと思う。そして、やるべきことに集中する、自分がやるべきでないと考えることは絶対にやらない。それが最もしやすい環境は自分が仕事をつくり、自分がそれをリードすることだ。

開き直りだとも思っている。自分が勝手に覚悟を決めてつくる仕事=クライアントに対する最大貢献なのか?という問いは頭の中に常にあった。クライアントに尽くすと言いながら自分都合を優先してるじゃないかという考えがよぎったこともあった。それでもその時は、これが自分の全力だ、自分は逃げない・腰を引かない、なんとかする、というコミットメント(なのだろうか)のもとにひたすらに自分の信じる道を進んだ。勿論独りよがりではなくて、クライアントと共に。

ベストかどうか、自分の軌跡を振り返れば考えるところはいくらでもある。それでもきっと良かったと思いたい。

やるべきことは全てやるべきだし、やるべきでないと考えるものは、その限り絶対にしない。当たり前なのだけど、それを行動しきる大切さを身をもって学んだ。



最後に、この過程で得られた最大の気づきは、自分独りでできることはあまりに限られているということ、そして無私の心で全力で何事かに当たっている限り、いざとなれば絶対に助けてくれる誰かが現れる、ということだ。

この数年を振り返ると、自分一人で成し遂げられたと言えるものはない。これまで書いた内容と矛盾するかもしれないが、どれだけ覚悟を固くして深夜に家に帰りそこからその日の学習終えようとしても寝てしまうことがある。プロジェクトをマネージャとして3つ持ちながら走り続けて時には”留学準備”という言葉さえ頭から消えてしまうこともあった。そんな時に自分を奮い立たせてくれるのは他でもない、同じく留学を志す方々の頑張りだった。他人は他人、自分は自分、と思っていても、自分と同様に苦しい環境でもがきながらも志を折らずにいる仲間の存在は本当に大きかった。そして勿論、プロジェクトの中で自分が留学をしようとしているという話をした時に、それを応援してくれて、プロジェクトを共に走ってくれたコンサルタント仲間の存在も大きい。自分のペースメークをして、Essayに限らず仕事の悩みを聞いてくださったカウンセラーの存在だってあるし、一足先に留学している仲間の活躍だってある。


自分独りでは志を立て続けることさえままならないということを知った。

そして、その気持は自分が驕ることを戒め、謙虚に、真摯に周りの方々へ接するよう自分を仕向けてくれた。クライアントの成長に100%資するのだ、いざとなったら自分でなんとかするのだという根拠のないコミットメントと自信、一方で独りでできることは限られていて、仲間がいてはじめて成し遂げられる仕事に向かっているという自分の実力不足の自覚と謙虚さが内側に同居した状態だったと思う。

そうやっていると、本当にありがたいことに、ピンチに陥った時に手を差し伸べてくれる、肩を貸してくれる方というのがいつも現れてくださった。

それをあてにすることは許されないし、他責で物事を考えはしない。ひたすら感謝だ。恩返しができる自分になりたいと望むし、自分も自分と同じような状況に置かれている人がいた時に手を差し伸べられる強さを持ちたいと望む。



強くなければ自分が望む人生を生きられないし、自分が力になりたいと思う相手にそうすることさえ叶わない。



これから先の展望はまた整理をしていきたい。ただ、いずれにしても僕は強くなりたい。
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by sagad | 2012-07-03 11:57 | Business