a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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先日のMarketing Planning and Implementationのクラスのアサインメントを終えて得られたものをまとめておきたい。その後チームに所属する意味について普段思っていることを簡単に書きたい。


自分のポジション
このタスクを通じて、チームの中でのポジションが明確になった。ものごとをStructureするのが上手い、資料をつくるのが上手いと。自分の仕事に鑑みれば決してほめられた話ではないが、それでも良いことだ。前々から会話の中でどうしたほうがいいという話をしたり、ホワイトボードに書いたりはしていたが、実際にアウトプットし、加えてそれが教授から良いフィードバックを受けられると、皆自然とフォローしてくれるようになる。


チームの議論を通じてより良いものにできる
時間がなかったので、ほぼ全て自分でつくっていた。区切りのいいところで(Horizontal Logicを通した時点、Strategyまでの説明をつくりあげた時点)チームにシェアしていたが、やはり議論・アプローチの仕方が異なるので仲間の意見をうまく引き出せなかったと感じている。

結果議論がよくできたのは、submitした翌日、月曜の朝のチームミーティングだった。完成した資料をみながら数字の前提の確認等がメインにはなったが、話していると自分の頭もより整理されるしより良くするためのアイデアがもらえたり気づくきっかけをもらえたりする。

限られた時間の中での話だから、全体としてどれだけの時間を投入できるのか、どこまでつくりこんだタイミングであれば上手い議論ができるのか、という点考える必要はあるが、一人でつくりきるよりチームの力でつくったもののほうが良いものになるなと感じた。


行動・結果を通じて伝えるメッセージは強い
英語力にも起因しているかもしれないが、言葉を尽くすより自分の行動で見せる方がよほど強くメッセージできる、相手に伝わると感じた経験でもあった。仲間がみな感謝してくれたし、プレゼンできを褒め称えてくれた。一緒に担当していた仲間もキャッチアップして一緒にプレゼンに臨んだ。限られた時間の中で最善を尽くしてくれたと思う。

言葉だけでなく行動で、そして結果で自分のコミットメントを伝えることで、周りも一緒に盛り上がることができたかなと思う。


チームに所属する意味は、チームに所属しているときとしていないときのふるまいの差分だ。

例えば信頼関係。誠実な人や優秀な人を信頼する。誠実でない人、力のない人を信頼しない。恐らく当たり前だ。しかしそれをチームメイトに対しても同様に適用するのなら信頼関係に関してチームに所属する意味はない。チームメイトだから誠実にみえずとも信頼する、優秀でないかもしれないけど信頼する。程度問題こそあれ、このふるまいの差分がチームに所属する意味だ。


例えばチームワーク。自分のスケジュールに余裕があるからサポートする。余裕がないからサポートしない。恐らく当たり前だ。しかしこれをチームメイトに対しても同様に適用するのならチームワークに関してチームに所属する意味はない。チームメイトだからこそ自分に余裕がなくともサポートする。このふるまいの差分がチームに所属する意味だ。

勿論ここに書いた逆の話もある。チームだから甘えられる、許されることというのもあるだろう。何にしろ、チームに所属する意味、そのチームでいる意味を高めたいのなら、難しいシチュエーションでこそ相手を信じ、自分のリソース(含む時間)を相手に割くことだ。いつもうまくできるわけではない。少なくともどうしたいかというスタンスは貫くべきであると思う。それによって相手をうまく支えられない場合、信頼出来ない場合における自分のふるまいは大きく異なってくる。


相手と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。相手ではなく自分に、過去にではなくこれからにフォーカスして行動していくことが大切だ。
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# by sagad | 2013-02-27 01:08 | MBA
Marketing Planning and ImplementationのクラスのアサインメントであったMarketing Planのプレゼンも何とか終わった。このアサインメントを通じて得られたチームワークに関する気付きは別途振り返りたい。

今日はプレゼンテーションの資料をつくる際に、これを抑えておけば最低限の質を担保できる2つのロジックについて簡単に書いておきたい。
Horizontal Logic
Vertical Logic
の2つだ。それぞれの説明に入る前に前提を書く。
プレゼンテーションの各スライドに、そのスライドで伝えたいメッセージが明記されていること
2つのロジックについて説明する。


Horizontal Logic
プレゼンテーション資料のヘッドライン(明記した書くスライドのメッセージ)をつなげるロジック。例えばPowerPointであればOutlineモードにすると簡単に一覧できる。この書くページ数十文字のメッセージだけを読んだ時に、ストーリーとして繋がっていない、ロジックが通っていない場合、その資料はあなたがプレゼンテーションを通じて伝えたいメッセージを十分に支えていない。

Vertical Logic
プレゼンテーションの各スライドのヘッドラインとボディ(ヘッドラインの下の空白。スライドの大部分を占める)をつなげるロジック。例えばPowerPointであればスNormalモードにすれば一目瞭然であると思う。ヘッドラインに書いてあることをボディにあるサブメッセージ(表現方法はグラフかもしれないし、表かもしれない)の関係を見た時に、ロジックが通らない場合、そのボディはあなたのヘッドラインを支えるのに必要十分になっていない。


最低限、上記2つのロジックを担保することで、最低限、ロジック・ストーリーに飛躍のないプレゼンテーション資料がつくれる。

このロジックに従って資料をつくっていると、自分の言葉遣いに対する感度、グラフや表に対する感度、色使いに対する感度があがるはずだ。自分が伝えたいメッセージを表現しない、価値のない言葉は使わなくなる、メッセージを支えるのに適当でないグラフは表は使わなくなる。グラフは表の形・レイアウトは勿論、その中に含める情報とその順序も然りだ。そして色使い、なぜこの要素とこの要素の色は違うのか、なぜグラデーションなのか、なぜその色なのか。全てがメッセージを支えるという目的に照らして評価されるはずだ。


ロジックを考える順序も上記の通り。まずHorizontalプレゼンテーションの目的を達するために必要なロジックとストーリーを考える。そのメッセージをスライドに割り当てていく。次に、各スライドのボディに必要なサブメッセージを展開し、それを伝えるのに適した表現方法(グラフ・表・テキスト)を選択する。ここには例えばグラフであれば種類、盛り込む情報の決定も含む。最後に見た目直し。各スライドのメッセージを明確にサポートするために色使いのメリハリ、テキストの大きさのメリハリ、オブジェクトの位置のメリハリをつける。


#これはエンターテイメント系のプレゼンには向かない。
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# by sagad | 2013-02-26 03:03 | MBA
早いもので先日中間試験を終えたので、既に2nd Termも半分を過ぎております。このタイミングではありますが、1st Termを振り返って、自分のIESEに対する期待と現実をIESEの日本人向けサイトのブログへまとめました。

これまでブログに書いてきた内容と重なる部分もあります。ここにご紹介致します。

IESEへの期待と現実 - 1st Termを振り返って
 
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# by sagad | 2013-02-25 08:22 | MBA
込み入った議論になると何を言っているのか追いきれない時が多々ある。バルセロナにきた当時から考えると伸びている順序はリーディング、次がライティング、次がスピーキング(最初が低いから)、最後にリスニングではないかと思う。

そんな中、Marketing Planning and Implementationというクラスで、ある会社のインドでのマーケティングプランをつくりプレゼンするという課題がでている。今に始まった話ではないが議論の仕方は面白いほどそれぞれ違う。ケースの情報を順番に拾っていく(so whatが見えない)、自分の似た経験を話し続ける(同左。加えてwhyもよくわからない)、与えられた数字を拾って片付けようとする(突っ込みに耐え切らない。定性情報を織り込んでいないので)等。

自分の癖も分かっている。まずこたえるべき問を定める。それにこたえるために必要なフレームワークをつくる。まずこたえを仮置きする。フレームワークの各要素で言うべきメッセージを仮置きする。ケースから必要なファクトを集める。解釈する。メッセージを修正する。という感じ。

まあ噛み合わない。議論がなされているなかでメンバーに納得してもらうだけの説明をすることもできない。そもそも一部何を言い出しているのか理解の及ばないところもで始めている。

そういう時はホワイトボードに自分の頭の中にある構造を全て書き出してしまうのが良い。

今回であれば例えばこのような感じだ。
・まずイシューツリーを書く。それがプレゼンのアジェンダを規定する
・次に議論の前提として業界であり市場の解釈を整理する
・ケースの数字からインドの人口をいくつかの階層のセグメントに切って整理する
・各セグメントの定性情報を付記する
・だからどこをターゲットにするべきなのかハイライトする/どこは狙わないと決める
・各ターゲットを狙うプロダクトのレンジを仮置きする
・売上を伸ばす変数を展開する
・どれにアプローチするのか/しないのかを決める
・アプローチのレバーを書き並べる
・どれを使うか/使わないか決める
・使うものは具体的にどうするのかを決める
・施策として切り出して必要なリソースと予算をおおよそ書く
・施策の評価指標と想定通りに行かないリスクとその対策を洗い出す
etc...
ケースを読みながら議論していたら時間がかかり過ぎる。できれば自分のアプローチで議論したい。ただそれをするのも難しい。そんな時は上記。もくもくとホワイトボードに自分の頭の中を描いていく。”どうしたんだ?”と聞かれたら”頭の整理をしているんだ”と答えてひたすら書く。書いているうちに周りが自然と注目する。もしくは書き終わる頃には周りがそれを待ってくれている。

そこで構造の順を追って話す。構造があればどんな角度から情報が来てもハンドルできる。それはイシューが違うと言っているのか、メッセージが違うと言っているのか、サポートする枠組みが違うと言っているのか、枠組みの中のファクトが違う(無駄か足りないか)と言っているのか。情報を扱うパターンがシンプルにできるし、常にビジュアルにして議論を積み上げていけるからだ。

英語で適時自分の意見を伝えていくことができなくても、こうして構造を共有できれば議論も自然と構造に沿ったものになる。自分が言いたかったのはここなんだ!とか、その構造に沿ってそれぞれが頭の中を整理し始める。

僕の場合はもともと口数も多くないので、チームメンバーにはいつも驚かれる&期待されるようになりつつある。こいつがホワイトボードに何か書きだすといつもすごいものがでてくると(わかる人からしたら何もすごいことはなくむしろ恥ずかしいのだが)。皆喜んで写真を撮る。職業柄か性格からか、自分のつくった構造をもとに議論が盛り上がるのは嬉しいし、aha!と気づきを得て喜んでいる姿を見るのも嬉しい。


英語での会話に不慣れでも議論の効率はあげられる。


自分にリスニング、スピーキングの力をつける必要があることに一切の変わりはない。ただ、それが不十分でもなんとかする方法はある。
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# by sagad | 2013-02-23 04:27 | MBA
最近Communicationのクラスが面白くなってきた。コンテンツの構成を工夫すればとても良いクラスになると思う。

今日受けたフィードバックも織り交ぜてプレゼンテーションで気をつけるべきことを書きたい。Audienceの理解や資料等は除き個人のふるまいについて。

2つしかない。Verbalとnon-Verbalだ。個人のふるまいはこの2つの要素が構成する。

そして気をつけるためにするべきことは、自分のふるまいを自覚することだ。

前提としてAudienceの理解があり、その彼・彼女らにとってほしい行動があり、そのためのメッセージとそれをサポートする資料が存在する。目的達成を自分のVerbalとnon-Verbalの全てが一貫してサポートしている必要がある。

いかなる時にも、自分がコミュニケーションをとるその場面には上記が存在する。

例えば、相手が思い通りにならないときに怒る。Verbalでは怒っていることは伝えないが、non-Verbalでそれを伝える、しかめっつら?無表情?硬い腕組み?粗雑な物の扱い?パターンはいくつもあるだろう。

それはあなたがそうすれば相手が自分の望む行動をとってくれると思っているからだ。それが適切なのかどうかを判断するためには、そして適切でなかった場合に改善するためには、まず自分が相手に置いている前提ととっている戦略を自覚しなくてはならない。逆に言えば、自覚すれば自分の良し悪しを判断し、改善に着手する機会を得られる。


ということで、今日のクラスは各人のプレゼンテーションを見て、彼・彼女のVerbal、non-Verbalが誰をAudienceと設定していて、どのような戦略でメッセージを伝えようとしていると感じたかをフィードバックするというものだった。

TOEFLのSpeakingの学習と同じく、自分のプレゼンテーションを録画して見ることも、他人のプレゼンテーションをみてそれに対するフィードバックをすることも、コーチからのフィードバックを聞くことも、良い学習方法であると思う。プレゼンテーションの得意なタイプはひとそれぞれ。幅を広げるためには上手い人を真似るのがまずは早いし間違いない。


上記のフィードバックの観点から離れているのだが自分が得たフィードバックのうち今後チャレンジしたい点は2つあった。
・もっとRelaxしてプレゼンする
・もっとAudienceと仲良くする
新しい視点だと感じた。自分を振り返るとプレゼンテーションのほとんどが何らかの報告とセミナーでの講演や研修でのファシリテーションだ。相手は目上の方や年上(ご年配)の方であることが多く、仕事となれば尚の事、フォーマルなプレゼンテーションを心がけるようになっていた。そして自分の中でこれが無意識にプレゼンテーションの際のAssumptionになっていた。

しかし幾人ものプレゼンテーションを見て、コーチのパフォーマンスを参考にしていると、フォーマルなプレゼンテーション=Relaxしてはならないという式は成り立たない。=Audienceと仲良くしてはならない、というのも然りだ。そして確かに、Relaxすることも仲良くすることも、メッセージを伝える上で、相手を動かす上で、とても有用な手段であるケースがあると思える。

こうやって、自分が知らぬ間に引いていた境界線を自覚して、その外に飛び出すのはいつだってワクワクする。

プレゼンの幅、広げていきたい。
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# by sagad | 2013-02-21 03:20 | MBA
クラスでもっと貢献するにはどうしたら良いか、学びを深めるにはどうしたらいいか、IESEへやってきてから何度となく考えている。が、そもそもクラスで何が行われているのか、ケースディスカッションについて特段触れていなかった。そもそもケースインテンシヴなカリキュラムは自分がMBAに進むに際して一つ大切にしていたポイントでもあった。その期待と現実を比較しながらまとめたい。いくつかのパーツは既にこのブログに記した内容と重なっている。


まずそもそもケースインテンシヴといってもどの程度のものなのか。1st Termで言えばLeadershipやMarketing Management等のクラスは100%、Financial AccountingやDecision Analysisといった基礎知識が大きく求められるクラスにおいてもケーススタディの比率は前者で40%、後者で80%程度であった。ケースの比重に応じてクラスに臨むに際して求められる準備のレベルも高まる。この点は良いチャレンジになっていると感じている。

1st Termでの経験を通じて3つ新たな気づきを得た。クラスディスカッションへ貢献する難しさと楽しさ、学びの深さは自分が規定する、ケースディスカッションを楽しむ仕組みの存在とその大切さの3つだ。


まず、クラスディスカッションへ貢献する難しさと楽しさ。1クラス75分の中で70人程度のセクションが議論を交わす。ケーススタディ中心のクラスが多いと言うことは、クラスディスカッションへの貢献が成績に占める割合が大きいということ。高いもので50-60%になる。クラスを開始し、ひとたび教授がクラスに問を投げかけるとクラスの1/3から半数程度が手を挙げる。そこからディスカッションのフローが始まる。難しいのは、その非常に柔軟性の高いフローの中で自身の主張を立てポジションをとることだ。多くの意見が様々な角度から出る。ケースの情報を提供するだけのものもあれば、鋭い示唆を含むものもある。ケースの枠を超えた各人のバックグラウンドに根ざした実体験もある。教授が強く指揮をとることはあまりない。ポイントポイントで軌道修正をすることもあるが、問を深め、広げ、クラスの議論をゆるやかにコントロールする。後は学びのポイントを強調する、議論が散らかりそうになった時に整理する、という具合だ。オーケストラというよりはジャズに近いイメージだ。なので、自分がいかに筋の良い意見、面白い意見を持っていても、議論のフローを理解していないと発言は難しく、流れを外す/変えるような意見であれば(往々にして重要な学びはそのような意見から生まれる)それを貫くだけの裏付けが求められる。

それを成し遂げることが楽しいのだと感じている。自分の投じた意見、奏でた音に周りが加わって価値のある議論が生まれていくことは本当にエキサイティングであり楽しい。反面、それができないときは悔しい。


次に、学びの深さは自分が規定するということ。上記のようなディスカッションが75分なされ、教授が最後に簡単にラップアップし、時折ケースの後日談を話し、クラスは閉じる。そこから何を得るのか、それは自分が何を求めてそのクラスに臨んだのかが規定する。予習を十分にせずに臨んだクラスから得るものは少ない。自分の中にそのクラスから何を得たいのか、クラスで何を問いたいのかが不明確だからだ。問なくして答えは得られない。目標なくして成果は得られない。感覚値だが予習には1ケースあたり2-3時間程度使っている。

そして、その75分間のクラスをいかに濃いものにするのか、それは自分のクラスへの貢献が規定する。クラスの議論の質が良くないと感じた時、浅いと感じた時、それを良い物にするかどうか、深めるかどうかは自分にかかっている。自分と同じ意見をもった他のクラスメイトが動くことも勿論ある。しかし全てがそうではないし、そうであってはならない。その感覚、意見の違いこそが自分の存在意義なのだから。他人と全く同じであるなら、周りからして自分がそこに存在する価値はない。自分の得たい学びにたどり着くためには、自分の準備と貢献が求められる。そしてその経験を通じて、自分のクラスの中でのポジションがつくられる。


そして、ケースディスカッションを楽しむ仕組みの存在とその大切さ。上記のようなケースディスカッションなので、常に張り詰めた空気の中でシリアスに議論がなされているかというとそうではない。クラス中の笑いを誘うような意見を出すクラスメイトもいれば、突き詰め考えに考え抜いた結果当たり前の事柄がすっぽり抜け落ちてしまうような“天然”の意見を口にするクラスメイトもいる。そういった発言をした人に対して何が起こるかというと、賞(?)が与えられる。背景は把握していないのだがカウ(牛)のぬいぐるみが渡される。毎週金曜日のクラス後に、月曜日からノミネートされてきた今週の面白発言がおさらいされる。それに対してクラスで投票し、翌週カウが誰のもとに置かれるのかが決められる。当人のネームプレートの横に置かれるので、教授に対しても“彼女/彼は面白いことをいったんだな”とひと目でわかる。更には、一学期であれば期末にクリスマスボールというクリスマスパーティがあり、その場でセクションを跨いだのCow of the yearが決められ、賞が与えられる。

また、教授によっては、“同じ意見を言ったら1€ペナルティ”というルールを設けられる。議論が白熱していると、そして日々の学習で疲労が蓄積していると、周りの議論を十分に追わずに自分の意見を言うケースが発生する。それを予防する効果がある。似た発言があった際には、最初の発言者へ“今の彼女/彼の意見は君と同じかい?”と確認し、同じであったらペナルティが発生する。ペナルティの判断が生徒に委ねられている。その瞬間の微妙な空気はいつでも面白い。また、その逆で教授が生徒の意見を聞いていなかったケース、もしくは教授の携帯電話がクラス中になったケース等は、教授も同様にペナルティを受ける。そのお金はぶたの貯金箱へ貯められ、外部団体へ寄付される。

こういった、シリアスな議論を重ね深めていくことだけに偏らず、それを楽しめるちょっとした工夫がなされていることは自分にとって新鮮であった。また、議論が白熱・迷走した際にこの仕組の大切さを強く感じている。


日々こうしてクラスを3つ行い、加えて月曜と金曜にはスペイン語をクラス後に3時間ずつ学習しているというわけだ。
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# by sagad | 2013-02-20 01:11 | MBA
今の2nd TermにはCompetitive Strategyというクラスがある。その名前の通りの内容のクラス。ポーターのポジショニング戦略をベースにしている。古典的といえば古典的な内容だ。自分のこれまでの仕事と重なるテーマが多く、自然と言いたいことも増える。

話を逸らす。経営戦略の考え方について、そもそもどういう考え方があるのかの全体像をおさえられたい場合、次の本を一読されると良いと思う。
戦略サファリ―戦略マネジメント・ガイドブック
ヘンリー ミンツバーグ (著), ジョセフ ランペル (著), ブルース アルストランド (著), Henry Mintzberg (原著), Joseph Lampel (原著), Bruce Ahlstrand (原著), 斎藤 嘉則 (翻訳), 奥沢 朋美 (翻訳), 木村 充 (翻訳), 山口 あけも (翻訳)

話を戻す。一方で、内容の抽象度の高さも手伝ってか議論であったり何かしらの意見を述べることは非常に活発だ。手を挙げてもなかなか自分にスポットがあたらない。議論で自然と流れが変わらなければぐっと方向転換をかけることもあるし、議論をより深いものにするために、当初の問いではなく誰かの意見やこれまでの議論を踏まえてどう考えるのか、と踏み込んでくることもある。

そんな中で自分の意見を言いたくて手を挙げていると、往々にして当たる直前に議論の流れが変わったり、問が変わったりする。加えて、今の自分ではまだ議論の全てを追いきる(理解しきる)ことができていない。

結果、スポットがあたった時には自分の意見がその流れとずれていたり、自分がそもそも問をとり違えていて浮いた発言をしてしまうこともある。そこで自分の認識の誤りに気づいた時に柔軟にそれを踏まえた意見に変更するだけの余裕もなかったりする。

せっかくの発言の機会をそうやって逃すのはもったいない、あまり浮いた発言をしていると当てられる確率も下がる気がする(議論を限られた時間のなかでコントロールして示唆を出さねばならない教授の立場からしたら当然)。


ということで教授に相談に行く。どうすればもっとうまくクラスの議論に貢献できるだろうかと。

教授にその話をするとすぐ幾つかのアドバイスや評価が出てくる。
・このクラスはディスカッション以外にも貢献する機会がある(プロジェクトもあるしレポートもあるし試験もある)それぞれの準備の過程でもクラスメイト、チームメイトに貢献できることは忘れないでいてね
・限られた時間のなかで、バランスよく皆のが意見を言えるようにしようと思うと、手を挙げていると分かっていても(君の席の位置からして目に入れないほうが難しい)あてられないときというのはでてきてしまう
・今も貢献していると思うよ。君が手を挙げていることは今言ったとおりわかっているし、言葉数は多くなくてもいいことを言ってくれていると思っているよ。
ひとつ目は確かにその通りだと気づいた。ふたつ目とみっつ目は考えた。

貢献できていたんだとわかったことは嬉しい。そうなるとフォーカスするのは自分の考えを限られた時間のなかでもっと議論のテーブルに並べたいということだ、人の考えに関して(限定的な理解であっても)自分のポジションを明確にとるということだ。成績の話にもなったが、成績を上げるために発言するわけではないのだ。

これまでのクラスでの学びや、先日終わった中間試験でのレポートに関しても少々議論をして時間を終えた。

クラスでもっと頑張ろうと思い、いただいたアドバイスをサマリして最後に

"I will challenge !"

と言ったら

"いや。時にはじっと黙って相手の意見に耳を傾けることも大切なんだよ”

という話になり、これ自分の英語が良くないな、と思いながら気持ちを訂正して伝えて退出した。

話の流れ上、challenge = 意見をぶつける(くってっかかる)、のようなニュアンスで伝わってしまったかと。リスニングもそうだけど、話すにしても適切な言葉を使って行きたいと強く感じた次第。
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# by sagad | 2013-02-19 04:29 | MBA