人気ブログランキング | 話題のタグを見る

a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

君だから

プロジェクトも大詰め。先週金曜日はMeetingを23時過ぎごろに終え、最近ブログに書いているコンサルタントの方と少し遅めの食事へ。少しお酒を飲みながら、少し昔の話を聞く。メンバーとの接し方について。

”昔は、(自分がリカバリーできる範囲で)達成して欲しいゴールと時間だけ投げてたんですよ。手段はお前に任せるからとにかくいつまでにこれを達成しろって。レビューしながらぎりぎりまでやらせて、いよいよもう駄目だってなったら、もういいよオレでやるから、って取り上げちゃう。自分もそういう中でストレッチしてきたっていうのもありましたからね。取り上げられた方は放心状態ですよね、何していいかわからなくなっちゃう。でもそういう経験をするから任せられた仕事は自分でやり遂げたい、価値を出したいって心から思えるようになるんだと思うんです。”
”でも、それってあくまで幾つかあるやり方の1つであって、それだけじゃないんだなっていうのにいつだったかな、気づき始めたんです。最近は、一緒にやるメンバーにはまず徹底して、このメンバーでチームになる意義、このチームのメンバーになる君達個々人のだからこその意義っていうのを分かってもらうようにしてます。誰が欠けても成り立たないんだっていうのを分かってもらうんです。この船は、オレたちの誰一人が抜けても沈んじゃうんだって。やっぱり人って、自分の存在意義とか価値とかそういう部分から納得しないと本当の力って出せないんだと思うんですよね。勿論昔みたいなやり方で燃えるようなやつが少なくなったというのもありますけど。”

経験に裏付けられたまっすぐな言葉は、重みがありつつも優しく自分の中に入ってくる。

あと一息。なんだかんだあるが、今回は存在意義も何もすっとばして、ひたすら二人でこぎ続けているような気がする(頭も体もつかって)。確かにどっちがそれをやめても沈んでしまうことは事実だと思えるが。

面白いものだ。
by sagad | 2008-06-25 01:31 | Business