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a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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吸収吸収

実質先週頭から組織・仕事を遷ってあっという間に2週間。Project work、Proposal work、その他諸々と、本格的にはProjectに入っていないので、仕事の規模は小粒になり種類がどんっと増えた。
それをやる中で、基本的に今の組織のManagerと行動を共にしているので、Meetingに出ても話の内容、参加するメンバー共にレベルが高い。見ているといくつか共通の優れた点があることに気付く。一言であらわすと、”スピード”が極めて早い。

・判断が早い
・行動が早い

・判断が早い

ディスカッションの中での判断が非常に早い。特に”捨てる”スピード。わからなくてもいいことは気にしない。わからないといけないことも、その場のリソースで分からないならとばす(他にふる)。
当たり前の判断なのだけど、それが早い。ディスカッションの流れを止めずにさっさと切っていく。ディスカッションのGoalを具体的に持っていて、具体的に持ったGoalに限られた時間とリソースでたどり着くための優先順位を明確に持っているのだと思う。それと後は、ここで100%正しく無くったって後でなおせばいいっていう割り切り。

・行動が早い

ディスカッションしながらその場で資料をつくっていくのは当たり前なのだけど、その際にもとまることがない。自分でも意識しているつもりだけど、頭の中で資料のイメージをつくるのが早い。そのイメージを資料におとしていくたけだから自分でやっても早いし、他人にも具体的に投げれる+Reviewも的確にできる。
後は、判断が早いのも手伝って、頭のスイッチングが早く、仕事をどんどん片付けていく。

両方を見て感じるのは、何とかなるっていう楽観と、自分で何とかするっていう責任感・コミットメントと、何とかできるっていう自信。この辺をもってるのかなーという感じ。

自分で何とかしなきゃ!って思いだしたら、すばやい判断・行動はできない。しなきゃ!っていう気持ちが強いほど自分の判断の精度に対してセンシティブになり、迷いが生じる。行動においても同様。

自分で何とかするっていう責任感・コミットメントが無かったら、自分のタスクについてはやることができても他のタスクとの整合だったり、場合によっては他のタスクも自分で面倒見る、といったようなことができない。結果としてうまくまわらなくなりだしたときに、他のタスクの非を責めるにとどまってしまう。それじゃあ全体として意味がない。

何とかできるっていう自信が無かったら、迷いが生じる。集中できない。テーマがハイレベルになるほど不確実性も高まる。その中でどこまでの情報を持ってGoするのか/しないのかに明確なルールはない。
勿論、自信のウラには、早い段階でIssueを掴む、Outputの全体像を明確にする、っていうようなことをしてしまえるという力もあるのだろうけど、じゃあそのIssueが正しいのか、断片的な情報でClientの視点に立ったときにそのOutputが正しいのかとなると100%正しいことはわからない。
それでも走れるのは、何とかできる自信をもてるからじゃないだろうかと思う。


今のうちに上の人から学べるものを学んでしまって、自分の仕事に活かしていきたい。これまで吸収してきた知識やスキルが、新しい仕事で当たり前に求められること、使えることが嬉しいし、もっともっと成長していきたい(^^)
by sagad | 2006-10-14 17:03 | Business