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a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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新しい世界

新しい世界_e0019200_102147.jpg仕事なのか、それともPrivateなのか。よくわからないのだけど新しい世界を得た。こういうと大袈裟なのかもしれないが、何にも囚われない、誰にも強制されない、自由に自分を使える世界。

本来ならば仕事も何もかもがこうあるべきなのだと思う。誰にでも言えることなのだが、誰にとっても自分の人生は自分のものであるのだから。

良い事なのか悪い事なのか、まだわからないが一枚の葉しか持っていない大木からその葉が落ちてしまうのと、何百何千と葉が生い茂っている大木から1枚の葉が落ちるのでその出来事の重みが異なってくるのと同様、自分の世界が多い程、そしてそれらのバランスがとれている程、どこかの痛みがどこかで吸収されるような感覚がしている。

ここで失敗しても向こうで結果をだせているし、まあいいか。というような甘えあう、自身を貶めるようなものでは決してない。どこかで自分として胸を張る事ができるから、ここでもしミスをしてもまた胸を張って走り出せる、という自信というのか余裕というのか、そのようなものが持てるような感覚がしている。

そしてその感覚はタフな環境においても自分を前に推し進める精神的な力となっているのだと思う。
崖っぷちで見えない力で背中をぐぐっと押されているような、はしごを架け・道を示してくれるが、そこには”渡れ”という暗黙の力が働いており、自分を抑えて進んでみると後ろには、はしごを架けた、道を示した本人さえもおらず、そしてはしごも無くなっている様な、そんな事態も、それが起こるのではという不安も一切ない。

正直に書くと、ずっと感じていたことがある。自身の成長の方向と、周囲の自身に対して求めるもののGapが広がり続けていること。本来の目的よりも先に使うべき手段が定義され始める、自社の短期的な利益を追う/管理する力が強まり、本来のConsultantとしてのProfessionalismを貫くことが難しくなりつつあること。その環境で、周りに対して”率直であること”が難しくなっていること。前提を疑うことが許されない、もしくは疑うことを忘れさせるような雰囲気が醸成されていること。

勿論自分が正しいと言うつもりはない。自分が強ければ周りなんて関係なく、自身として理想に重なり続けることができるのだと思うし、それができずにいる自身の弱さはこれから鍛えていきたいと思う。

ただ、自分が上に書いたように感じている、という事実については正しいと判断して良いと思う。自身の頭であり心でありが把握できている範囲で自身は上に書いたように感じているのだから。


今ここにきて、自分がこれまで蓄積しながら活かしきれなかったものを存分にアウトプットする場を、自身がCareerの理想として描いていたConsultant像に重なる事ができる場を、そんな素晴らしい場を得たような気がしている。

事実そのような世界なのかはわからない。ただ、上と同様、自身がこのように感じている限り、自身にとってこの世界はこういう世界であることは正しいのだ。

矛盾するかもしれないが、その環境がどうなのかと考えるよりも自身の、自分らしい、自分だけのVisionに向かっていく中で、今いる環境で何ができるかを考えることが大切だと思う。

この折角の機会、楽しくいきたい(^^)自分らしく、思いきりValueを出していきたい。


大袈裟かな(^^;)
by sagad | 2006-06-20 01:16 | Business