a IESE class of 2014, strategy consultant has focused on emerging economy and innovation management writes about learning from MBA, feeling from daily life, with photography. Twitter : @dsaga


by dsaga
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素直でReliableなやつ

1stから3rd Term、1年生は一貫して同じチームメンバーで勉強する。チームアサインメントに取り組む。全チーム個別に2nd yearの学生が1名相談役としてアサインされるのに加え、教授が1名メンターとしてアサインされる。

その教授は、恐らく各Termに2回程、1 on 1で会話する時間をつくってくれる。勿論こちらからお願いしてそれより多くの時間をもらうこともできるのだと思う。それでもこうして教授の方から定期的に声をかけてくださるというのはとても嬉しいことだ。

2nd Termが始まってまもなくにスケジュール調整の依頼のメールが来て20分程話をした。
1st Termの成績はどうだったか?(彼は把握しているので自分の期待と比べてどうだったか)
2nd Termのクラスはどうか?
Class Participationはできているか?
Termはうまくやれているか?
そんな話をランチ前にゆっくりとする。そんな中で面白かった話が2つあった。


Class Participationはできているか?この質問は前回会話をした後どうかという話だ。前回、クラスで思うように発言ができないと感じることがあるという相談をしていたので。
”1st Termと比べたらできるようになりました。でもまだ十分じゃないと思う。引き続き頑張ります”
と答えた。
”僕のしたアドバイスは役立っているかい?手を挙げながら、キーワードだけでも、自分の言いたいことをノートにメモしておくというやつ”
と言われたので正直にこたえる。
”役に立っています。確かに手を挙げながら、キーワードを書いておくとスポットライトがあたった時に自分が言いたいことを言いやすいです。でも今新たな問題にぶつかっています。キーワードを書くことに集中していると、急に当てられた時に、前の人の発言に対してどう思うか?とか質問が変わっていることがあって、そうなるとうまく対応できないことがあります。でも、前と比べたらやりやすくなっています”
教授は笑う。
”確かにそのとおりだ。手を挙げながら自分の言いたいことを書く、けどそれと同時にディスカッションも追いかけていないといけないからね。あると思う。にしてもね、初めてだよ、私のこのアドバイスを素直に聞いて、実践している学生は”
そう聞いて僕も笑った。実際に役に立つアドバイスなのでそれが本気か冗談かは問題ではない。加えて恐らく冗談ではない。僕に対しても個別に言うだけでなく、クラスで全体に対して同じことを言われていたと思うし。

自分の素直なところが面白いなと思えた。素直なところが良いところだというフィードバックはコンサルタントになってからも何度か受けたことがあった。僕は素直ではない自分も知っているので、自分が素直だと素直に思えない。でも、いいと思ったこと、納得したことはそのまま受け入れるってこれ当たり前ではないかと思う。

その辺り、自分の意識が至らない点多いのでこうして気づかされる経験というのは楽しい。確かに特段疑うこともなく、よさそうだと思ってやってみて、いいと思って続けて、新しい壁にぶつかって、としていた。



次にチームワークの話。チームはうまくやれているか?という話に対して僕は胸を張ってYesとこたえられる。本当に恵まれていると思う。ただそんな恵まれた環境にいると浮き彫りになるのが自分は存在価値を持てているのか、という点だ。そこを正直に話をした。
”うまくやれていると思います。ただ問題は自分の貢献が少ないことだと思っています。ただ、徐々にポジションがとれてきつつある感覚はあります。イシューを明確にして、ロジックを組んで、後レポートだったりプレゼンの資料をつくる質とスピードでは認められつつあって。それでもまだ不十分だと感じています。ディスカッションの中身に入るとやはりまだ内容を追い切れないときがあります”
教授は微笑みながら話してくれた。
”他のチームメンバーはね、君のことをReliableなんだと口を揃えて言っているよ。これは素晴らしいことだよ。Reliableというのは何か特定の知識があるとか、技術があるとか、そういうことで得られるものではないのだから。いざ人からReliableだと思われようとしたとして、それは簡単にできることではないよ”
嬉しかった。勿論皆人としてもチャーミングである一方で尊敬できる仲間だから言葉をうまく選んでReliableという形容にたどり着いたのかもしれない。目立ったものがないから。とは言え、嬉しかった。

自分の仕事を振り返った時も、結局自分の価値はそこにあったのかもしれないと思う。何か特定の領域で突出した知識を持っているとか、レアな技術を持っているとか、そういうことはないから。ただ、仲間にしてもクライアントの方にしても会話する中で、何がイシューなのかを考えて、仮説を考えて、どういう構造・順序でアプローチすれば検証して次に進められるか考えて、走って、走るさなか何があってもどうすれば目的を達せられるかをひたすら考えて動き続けて、で、結局なんとかする。最後の結局なんとかするというところで価値が出せてきたのだと思う。それは頭の良さとか、特定の知識や技術とは別の話になると思うが、常に切れ味抜群の分析ができずとも、筋の良い仮説を立てられずとも、知識や技術は必要最小限のものしか持ち合わせていなくても、結局なんとかする、なんとか結果を出して次に進める。

自分て今に限らずそうだったなと改めて思えて。自分でそれが強みだとは言えないのだけど。

なぜなら自分の至らなさは十分にわかっていると同時に、Reliabilityが自分のどこから生じるものなのか解明しきれていないから。相手が自分を認めてくれているそのキーワードだけに甘えるようになったらそこで自分の成長はとまり、その甘えは相手にすぐに伝わるものだと思うから。

ただ、チームにコミットする姿勢と、何とかする力、Reliabilityは認められていたというのが嬉しかった。

研鑽を続けたい。
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by sagad | 2013-02-16 03:45 | MBA